3都市で一番暑い!? 日本がコロンビア戦で奇跡を起こすための切り札は暑さに免疫がある“国内組”
コロンビア戦が行われるのは一日で最も暑い時間帯
日本とコロンビアの一戦が行われる16時(日本時間25日朝5時)は、一日で最も暑い夕方の時間帯にあたる。コートジボワール戦、ギリシャ戦での日本は高温多湿な気候の影響を受けたのか、明らかに動きが重く、キレもなかった。ザッケローニ監督は完全休養を与えたり、決起集会をしたりして心身のリフレッシュを計ろうとしているが、クイアバの気候は“強敵”として立ちはだかるかもしれない。
だが、前日の同時間帯にスタジアムで練習を行った選手たちの感想は、意外にも「暑くない」というものが目立った。
「(暑さはある?)別に。試合をしてないからわからないけど、メッチャ暑いわけじゃない」(柿谷曜一朗)
「一番涼しいんじゃないでしょうか、ここは。蒸し暑さもないですし」(青山敏弘)
「(直前合宿をしていたフロリダ・)タンパのほうが暑かったので、そんなに大したことないです」(山口蛍)
柿谷、青山、山口には共通点がある。普段、Jリーグの試合で暑い中でプレーすることに慣れているということだ。彼らからすれば、クイアバのピッチは深刻にとらえるようなものではないのだろう。
山口などを除けば、ここまでJリーグでプレーしている選手の多くは出番を与えられていない。肉体的にもフレッシュで、暑さへの免疫がある“国内組”を積極的に起用することが、コロンビア戦で勝利をつかみ、奇跡の1次リーグ突破を果たすための切り札になるかもしれない。
【了】
北健一郎●文 text by Kenichiro Kita
※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
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