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コンセプト
「FOOTBALL ZONE」は、2025年より新たなコンセプトの下で生まれ変わります。2014年の創刊以来10年間、サッカー専門メディアとして歩んできました。これまで応援してくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
日本サッカーは世界に誇れる存在へと成長を遂げました。ワールドカップでの代表チームの活躍やJリーグの飛躍など華やかな成果を収める一方、競技への関心低下を懸念する声もあり、未来への課題が見え隠れしています。
こうした現状を受けて「日本サッカーを共に盛り上げる」「日本サッカーの未来を共に考える」を新たな旗印に掲げ、私たちはサッカー界の未来を支えるメディアを目指します。日本サッカー協会の宮本恒靖会長や日本代表の森保一監督らにもコンセプトにご賛同いただき、選手や関係者の「現場の声」を重視しながら、あるべき姿を模索していきます。
「サッカーは人生の縮図」とも言われます。1つのボールが紡ぐ物語は十人十色です。その物語を掘り下げ、サッカーファミリーの輪を広げることで、誰もが幸せになれる未来を目指します。
「FOOTBALL ZONE」は、日本サッカーの輝かしい未来の実現に向け、皆さまと共に歩み続けます。今後ともよろしくお願いいたします。
FOOTBALL ZONE編集長 大木 勇
日本サッカー協会会長・宮本恒靖が語る「未来への設計図」
日本代表選手として世界と渡り合い、いまはJFAのトップとして日本サッカー界の舵を取る宮本恒靖会長が、「今」と「これから」を語る――。
カタールW杯での快進撃や、欧州主要リーグで男女問わず多くの日本人選手たちが活躍しているように、日本のレベルが格段に向上していることにもはや疑いの余地はありません。その一方で、日本のサッカー界は新たな岐路に立っています。育成世代の環境整備、Jリーグと女子サッカーの発展、欧州への人材流出……。道のりは決して平坦ではありません。
Jリーグ創設から30年、日本サッカーは困難を乗り越え、世界が驚嘆する存在へと進化を遂げてきました。その道のりをプレーヤーとして、指導者として歩んできた宮本会長。この連載で語られるのは、サッカーを愛するすべての人々と共に描く日本サッカーの未来への設計図。豊富な経験と知見を基に、サッカーファミリーと共に目指すべき未来像を提示します。
【独占インタビュー記事】・国民の生活に「情報が勝手に入ってくる」 JFA宮本会長が目指す日本サッカー未来像
日本代表監督・森保一が語る日本サッカーの「現在」と「未来」
「日本らしさ」と「世界基準の融合」。日本代表を率いる森保一監督が描く日本サッカーの未来図とは――。
日本代表として結果を求められる「現在」と、日本サッカーの発展という「未来」。森保監督は2つの時間軸を常に意識し、指揮を執り続けています。選手一人一人の声に耳を傾け、世界の「トレンド」を吸収し、それを日本サッカーならではの形に昇華させる。それが森保監督が追求してきた信念でもあります。
世界で戦う選手たちの声と経験を紡ぎ、日本サッカーの新たな道筋を切り拓こうとしている森保監督が、日本サッカーの新たな可能性を語ります。本気で世界一を目指す道のりで見えてくる、日本サッカー界が目指すべき姿とはどんなものなのでしょうか。
【独占インタビュー記事】・「日本人はやればできる」森保監督が抱く“サッカー世界一”の野望「日本に誇りを」