名将ベンゲルの新天地は? 日本代表も候補に上がるなかアーセナルの元腹心が言及
16年間アシスタントコーチを務めたライス氏 「UEFAとFIFAでも敬意を得ている」
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は20日、今季限りでの退任を発表した。名将の下で16年間アシスタントコーチを務めたかつての腹心は、注目を集める今後の去就について、噂される他クラブ行きや日本代表監督就任とは異なる、第3の新天地の存在を明らかにしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ガナーズで22年間という長期政権を誇ったアーセナルで黄金時代を支えたのが、パット・ライス元コーチだった。
「もしも、彼が他のクラブで監督になることを希望するのなら、彼はかなり尊敬されていると思う。私は彼がUEFAとFIFAにおいても、かなりの敬意を勝ち得ていることを知っている。彼がどちらかに加わる機会を手にしたとしても、私に驚きはない」
かつての腹心がフランスの名将の新天地として挙げたのは、代表監督やクラブの指揮官ではなく、UEFAやFIFAへの転身だった。
「フットボールこそが彼の愛なんだ。私が(アーセナルで)仕事をしていた時、練習場では前夜に見たコメディ番組や映画についての話題をする。もしくは、ウェストエンドに行ったかね。彼はユベントスやローマか、バルセロナ対マラガ戦を見た人間はいないか聞いてくるんだよ」
ベンゲル氏はオフもなく、英国外のサッカーやタレントの研究もしていたことを明らかにしていた。フランスメディアで、新天地候補の一つに日本代表の名前が挙げられたベンゲル氏だが、すでに引く手数多の状態かもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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