かつて長友と共闘のジェノアFWパンデフ、ヴェローナ戦でスーパーゴール披露

　かつて日本代表DF長友佑都と共闘した小国の英雄が、華麗なゴールを決めて世界に衝撃を与えた。イタリア1部ジェノアは23日のリーグ第34節ヴェローナ戦で3-1と勝利。後半アディショナルタイムにジェノアのマケドニア代表FWゴラン・パンデフがダメ押し点となるスーパーゴールを叩き込み、「阻止不可能」「真珠のごとき美しさ」など絶賛の嵐となっている。

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　試合はジェノアが前半７分に先制し、一度は同点に追いつかれるも後半33分のゴールで再び突き放した。2-1とジェノアのリードで迎えた後半36分から出場した34歳のパンデフが、後半アディショナルタイムに極上のプレーを披露する。

　相手のボールをハーフウェーライン付近で奪ったジェノアは即座にカウンターを発動。右サイドからボールを運ぶと、敵陣中央でボールを受けたのがパンデフだった。パスを受けて相手を一人かわし、そのままゴールに向かってドリブルを開始。ペナルティーエリア手前でブロックを作られたが、パンデフは迷わずに左足を振り抜いた。

　強烈な一撃が飛ぶかと思われた瞬間、タイミングを外したようにふわりと浮かせたループシュートをお見舞い。相手DFとGKはただ茫然と見送るのみで、華麗にネットを揺らした。