アジアカップ決勝で豪快弾を決めた横山、ドイツ帰国後に熊谷と日本食堪能

　なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）はヨルダンで開催されたAFC女子アジアカップ決勝で、オーストラリアに1-0と勝利。大会連覇を飾った一方、来年のフランス女子ワールドカップ（W杯）出場権も手にした。決勝で優勝を決めるゴールを叩き込んだFW横山久美（フランクフルト）が、23日に自身の公式インスタグラムを更新。代表キャプテンのDF熊谷紗希（リヨン）との私服オフショットを公開して反響を呼んでいる。

　日本はグループリーグ最終戦で1-1の引き分けたオーストラリアと決勝の舞台で再戦。一進一退の攻防が続くなか、後半39分に途中出場の横山が輝きを放った。左サイドのMF長谷川唯（日テレ・ベレーザ）からのパスを受けると巧みな反転で相手を翻弄。思い切りよく右足を振り抜くと、強烈な一撃がゴール右上に突き刺さった。結局、これが決勝点となって日本はオーストラリアを撃破し、大会連覇を飾っている。

　アジア制覇の立役者となった横山は、自身の公式インスタグラムでドイツ帰国を報告。「帰って来てからすぐにチーム合流して試合でした！　途中から出たけど何も出来なかった。勝ちたかった」と悔しさを露わにしている。一方、代表で共闘した熊谷らが観戦に訪れていたようだ。「終わってからご飯にも行ってきました！久しぶりの日本食！美味しい～」と綴り、熊谷との2ショット写真を投稿している。

　また「あ、このＴシャツパルセイロの何人かに誕生日プレゼントでもらったやつ懐かしいな〜」と、自身が着用している服に言及。さらに「それしても目細いな〜小さいな〜（笑）」（原文ママ）と、冗談交じりに自虐ツッコミを入れた。返信欄では「Tシャツお似合いです！」「横ちゃんはサッカー上手いし、チームを勝利に導くゴール決めれるし、そしてかっこいい！」「横かっこよかった～」などのコメントが並んだ。

　来年の女子W杯でも活躍が期待される横山と熊谷。上手く気分転換も図りながら、海外で着実に研鑽を積んでいるようだ。