「常に進化」「大事なところでFKを決めてきた」と強気の本田圭佑 “首手術”の質問は一蹴
現地時間4日に日本代表FW本田圭佑が取材に答え、先日のコスタリカ戦やW杯本番に向かう自身の状態についてあらためて語った。
先日のコスタリカ戦で1アシストを記録するも、全体的には満足のいくパフォーマンスとは言えなかった。本人も現状がベストな状態ではないことを認めつつ、それでも本田特有の前向きかつ強気な姿勢でこう述べた。
「自分自身は常に進化していると思っているし、膝をケガした時に限っても、後退した覚えはない。今は得点というところだけは伴っていないので、そこはしっかりと受けて止めて」
これまで本田は欧州に移籍して以降、世界で戦うには何より数字を残すこと、つまりゴールを挙げることが重要であると悟り、意識改革を行ってきた。しかしここに来て、少しずつ変化も見られるようになった。かつてのパスやアシストで味方を生かすプレーと、ゴールを奪う意識。その両方を高いレベルでこなす自分を求めている。
「自分の得点というものを最優先に考えているわけではないので。コスタリカ戦で一つ、得点に絡んだプレーとか、ああいうものを徐々に高めていけたらと。その感覚は、代表に合流してから日に日に良くなってきている」
最近は遠ざかっているFKからの得点についても、独特の言い回しで言い切った。
「自分自身は大事なところでFKを決めてきたという自負がある。確率論で言えば、さんざん今まで外してきている。それでポンポン外したからといって精度が落ちていると言われても、それは今まで自分のFKを見ていない人の発言としか言いようがない。大事なところで外したあとに、しっかり叩いてくれればいいかなと」