プレミアリーグにおいて優勝チームのGKで得点者は一人もなし

　22日のスウォンジー戦でシティが後半19分にPKを獲得した際、スタンドのファンはエデルソンのチャントが鳴り、PKキッカーに押す声が上がっていた。実際にはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスがキッカーを務めたが、シュートはGKに防がれこぼれ球をポルトガル代表MFベルナルド・シルバが押し込む形で得点となった。

　これについてエデルソンは「僕の名前でPKを蹴るように要求するチャントは聞こえたけど、そこはガブリエルが蹴った。残念ながら彼はミスしてベルナルドが得点した。でも、監督から行けと言われていたら僕は確実に決めていたよ」と語った。

　プレミアリーグでは過去にピーター・シュマイケル、ブラッド・フリーデル、ポール・ロビンソン、ティム・ハワード、アスミル・ベゴヴィッチの5人のGKが得点を記録しているが、優勝チームのGKでスコアラーとなった選手はまだいない。

　エデルソンは「セットピース（セットプレー）を蹴れるかは自信がないけど、PKは得意だ」と自信をのぞかせている。

　ここまでアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ（21得点）を筆頭に13選手で計98得点を挙げているシティ。不動の守護神もスコアシートに名前を記し、新たな歴史の1ページを刻むことができるだろうか。