サッカー界で報酬額が多い指揮官は? 仏誌発表「世界の高額年俸監督トップ3」
現在のサッカー界でトップはユナイテッドのモウリーニョ監督
現在のサッカー界で最も年俸の高い監督は誰なのか。フランス誌「フランス・フットボール」がそのトップ3を公開し、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、その年俸でも“スペシャル・ワン”であることが明らかになった。
モウリーニョ監督は昨季の開幕時に1年間の延長オプションがついた3年契約でユナイテッドの監督に就任。その後、今年の1月に20年までの新契約とさらに1年間の延長オプションがついた契約にサイン。その年俸額は2600万ユーロ(約34億円)という驚愕のものになったという。これが、現在のサッカー界で世界のトップとなる。
それに続くのは、“爆買い”がサッカー界にも定着した中国からだ。2016年10月から3年契約にサインした中国代表のマルチェロ・リッピ監督は、年俸2300万ユーロ(約30億円)を受け取っているという。イタリアの名門ユベントスでクラブ世界一、2006年ワールドカップでイタリア代表を優勝に導き、世界で初めてクラブと代表で頂点に立った名将は、破格の報酬を受け取っている。
そして第3位は、アトレチコ・マドリードの“親分”ことディエゴ・シメオネ監督だという。昨年の9月に2020年まで2年間の契約延長で合意した“闘将”が受け取っているのは、年俸で2200万ユーロ(約29億円)とされた。途中就任だった11-12シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に導き、その後は常にリーグ戦で3位以内をキープ。リーグ優勝とスペイン国王杯を1回ずつ勝ち取って名将の仲間入りを果たしている男は、少なくともそれに見合った報酬を受け取っていると言えるだろう。
いずれも世界に名だたる指揮官だが、その報酬額は驚異的なものになっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)