ユベントス戦でナポリのDFクリバリがヘディング弾、海外メディアも驚愕

　ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリは現地時間22日の敵地ユベントス戦の試合終了間際にセットプレーからヘディングシュートを叩き込んで1-0勝利に貢献した。高い打点から繰り出した弾丸ヘッドは海外メディアの反響を呼んでいる。

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　セリエAの王座スクデットを争う首位ユベントスと2位ナポリによる直接対決がユベントス・スタジアムで行われた。敵地へ乗り込んだナポリはイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンらを擁するカテナチオをなかなか崩すことができなかったが、試合終了間際にドラマが待っていた。

　後半45分、右サイドからのコーナキックでスペイン代表MFホセ・カジェホンがゴール前にクロスを送るとモロッコ代表DFメディ・ベナティアのマークを外して飛び込んだクリバリが強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。

　劇的な勝利を飾ったナポリはユベントスとの勝ち点差1差に迫り、残り4試合での逆転勝利に望みを繋いでいる。

　そしてこのクリバリのスーパーゴールは海外メディアにも大きなインパクトを与えているようだ。英サッカー情報サイト「Whoscored.com」のツイッターは「カリドゥ・クリバリの終了間際の弾丸ヘッダーでナポリがセリエA首位のユベントスと1ポイント差に」とレポートした。同サイトの選手採点でクリバリは両チームトップの7.9点を獲得してマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

　英衛星放送局「BTスポーツ」も「トリノで信じられないシーンだ」とナポリが誇るCBの衝撃弾を称えている。

　クリバリは6月開幕のロシア・ワールドカップで日本と対戦するセネガル代表として活躍が期待される身長195センチの大型CB。ユベントス相手に見せたようなパワフルなヘディングは攻守両面で日本の脅威となることは間違いないだけに、日本のサッカーファンにとっても大きなインパクトを与えるゴールとなった。