デュセルドルフが4戦ぶり勝利 原口が1アシスト、宇佐美が2ゴールを演出する大活躍
日本人コンビがインゴルシュタット戦で“アシスト競演”し、首位の座をキープ
ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは現地時間22日に本拠地でインゴルシュタットと対戦し、3-0と4試合ぶりの勝利を収めた。先発出場した日本代表FW原口元気が1アシスト、FW宇佐美貴史がセットプレーのキッカーとして1アシストを含む2得点を演出するなど日本人コンビの活躍が光った。
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試合が動いたのは前半6分。デュッセルドルフはゴール正面左の約30メートルの位置でFKを獲得。ゴール前に蹴り込むと見せかけ、グラウンダーのパスを選択すると、ボールに反応した原口がペナルティーエリア内に抜け出し、マイナス気味のクロスを供給。これをFWローウェン・ヘニングスが左足のダイレクトボレーで合わせ、ゴールネットを揺らした。
そして前半40分には右サイドでCKを獲得。キッカーを務めた宇佐美は右足を思い切り振り抜いてファーサイドへボールを届けると、ここへ走り込んだDFニコ・ギーセルマンが合わせて追加点を奪った。
後半4分にはドリブルでペナルティーエリア内に侵入した原口がDFを交わして右足でシュート。しかし、ここはGKの正面でセーブされた。その3分後には宇佐美から原口へとつないでカウンターを発動し、右サイドを突破。原口はフリーで中央にクロスを送ったが、ヘニングスへのパスはわずかに後方にずれてしまい、ここもゴールには結びつかなかった。
それでもデュッセルドルフは後半20分に再び宇佐美の右CKから追加点をゲット。ギーセルマンが頭で折り返し、セカンドボールをDFロビン・ボルムートが押し込んでリードは3点となった。
後半23分には原口の左足ボレーシュートがゴールを強襲したが、これもGKの好守に防がれ日本人選手の得点は生まれなかった。3-0で試合終了のホイッスルを迎え、デュッセルドルフが連敗を3でストップ。勝点を56に伸ばして首位の座をキープした。
守備にも奔走した宇佐美は後半34分に途中交代。原口はフル出場で勝利に貢献した。