浦和、オリヴェイラ新監督が決意表明 「サッカーを呼吸する街」で描く優勝への青写真
22日に就任会見、中村GMが新監督招聘の“決め手”を明かす
J1浦和レッズは22日、オズワルド・オリヴェイラ氏の監督就任記者会見を行った。クラブの中村修三ゼネラルマネージャー(GM)からは、オリヴェイラ氏の就任にあたっての決め手と、今後の育成を含めたクラブの体制が語られた。そしてオリヴェイラ氏は、かつて率いた鹿島アントラーズのライバルクラブである浦和について「浦和は、サッカーを呼吸する街。100年以上の歴史がある。いつか浦和で仕事をしたい気持ちがあった」と語った。
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中村GMは、オリヴェイラ氏へのオファーについて「このタイミングからでも優勝を目指せますかという問いに、できると言ってくれた。そして、浦和でやる思いが伝わった。鹿島やブラジルでの実績と経験があり、日本をよく知っている。そして、強くて魅力あるチーム作りができる」と、その決め手を語っている。
また、オリヴェイラ氏の懐刀としてルイス・アルベルト・シルバ氏がヘッドコーチとしてすでにチームに合流し、約1週間後をめどにフィジカルコーチとしてウェイリントン氏がチームに加わることも発表した。そして、外国人監督にとって非常に重要な存在となる通訳は、数週間前まで日本代表監督バヒド・ハリルホジッチ氏の通訳も務めていた羽生直行氏と契約したことも明かした。
そのうえで、前日まで20日間にわたって暫定的に指揮を執った大槻毅氏が、ヘッドコーチとしてトップチームに残ることを発表。中村GMは「今、チームを最も分かっている。さらに、育成とのつながりを強化し、監督をサポートできる」と、その狙いを語った。トップチームの指揮を執る前のポジションだったユースチームの監督と育成ダイレクターの兼務は、大槻氏と同時にトップチームのコーチに昇格していた上野優作氏に引き継ぐことが決まった。