日本代表に影響!? 酒井宏樹が左膝負傷のアクシデント、マルセイユ監督や同僚も心配
リール戦に先発の酒井、負傷で前半22分に途中交代
マルセイユの日本代表DF酒井宏樹が現地時間21日の本拠地リール戦に先発出場したが、左膝を負傷するアクシデントに見舞われた。前半22分に途中交代。ワールドカップ(W杯)を前にハリルジャパンで不動だった右サイドバックに不安が募るなか、指揮官や同僚も心配のコメントを寄せている。
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マルセイユはフランス代表FWフロリアン・トヴァンとギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログルがそれぞれ2得点を決めるなどして5-1と大勝した。しかし、酒井は左膝を捻ってしまったようで前半22分にDFジョルダン・アマヴィとの交代でピッチを後にした。
衛星放送「ユーロスポーツ」によれば、マルセイユのリュディ・ガルシア監督は試合後の会見で「試合の悪かった点はヒロキの怪我だ。(左膝)十字靭帯の負傷ではないと思うが、私は映像を見ただけで、ドクター判断ではない」と心配そうに語った。
詳細は検査の結果を待つ必要があるが靭帯の負傷となれば開幕を約1カ月半後に控えるロシアW杯に向けて不安材料となる。ガルシア監督は「ヒロキがいなくても我々は最も守備が堅いチームだが、別の解決策を見つけなくてはいけない」と慎重な姿勢を示している。
そして右サイドで酒井とコンビを築くトヴァンも酒井の負傷を心残りに思っていると仏紙「レキップ」は報じている。試合後の取材で「勝利には満足しているけど、個人的には彼(酒井)に関して大きな心配があるし、すぐに復帰してくれることを願うよ」とコメントした。
26日にはUEFAヨーロッパリーグ準決勝のレッドブル・ザルツブルク戦を控えるマルセイユにとって酒井の負傷は心配の種となっている。そして日本代表にとっても大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。