ドイツで“高難度オーバーヘッド弾”炸裂! 芸術的な一撃に感嘆の声「夢のゴール」
カールスルーエのMFシュルーズナーが決めたアクロバティックな一撃が話題に
ジュビロ磐田の元日本代表MF山田大記が、2014年から3シーズン所属したカールスルーエは、昨季ブンデスリーガ2部で最下位に終わり、今季はドイツ3部リーグを戦っている。1年での2部返り咲きに向けて、激しい上位争いを展開しているが、18日に行われたカップ戦でアクロバティックなゴールが決まったと話題になっている。
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舞台となったのは、バーデンカップ準決勝のSVヴァルトホーフ・マンハイム戦。4-0でカールスルーエが快勝した一戦で、2点をリードした後半25分の場面だった。敵陣左サイドに流れたボールに追いついたMFフロレント・ムスリヤは、ペナルティーエリア脇で切り返して右足でクロスを上げる。ボールはファーポスト側に走り込もうとしていたMFファビアン・シュルーズナーの、やや後方に飛んだ。
ボールが逆サイドに流れるかと思われた瞬間、シュルーズナーはゴールを背にしながらジャンプ。自身の体の右方向から飛んでくるボールに対して、後方に少し下がりながら右足を振り上げて左に回転するようにしてヒット。難しい体勢から放たれたシュートは、ゴール左隅にワンバウンドで吸い込まれた。
この得点シーンの動画を、カールスルーエ公式ツイッターが投稿すると、返信欄には「月間ゴール候補だ!!!」と称えるコメントが届いていた。また、ドイツ紙「Pforzheimer Zeitung」が「最も美しいゴール」と伝えれば、ドイツ公共放送「南西ドイツ放送」は「アタッカーにとって本当に夢のゴール」と表現した。
滅多にお目にかかれない華麗な一撃は、勝負のシーズン終盤戦に臨むチームに勢いを与えるものになるだろうか。