アーセナル退任のベンゲル監督 「PSG強化責任者」就任の可能性を仏紙報道
トゥヘル氏の就任が有力視される新監督の“お目付け役”として期待か
パリ・サンジェルマン(PSG)がアーセナルを今季限りで退任するアーセン・ベンゲル監督を、新たに強化責任者として招聘する可能性が急浮上している。フランス紙「レキップ」が報じている。
これまで幾度となく、潤沢な資金を誇る母国強豪の監督候補に浮上してきたフランスの名将だが、PSGはすでにドルトムントのトーマス・トゥヘル元監督が来季の新監督に就任することが決定的な情勢となっている。
そして記事によると、PSGはフランスサッカー界の顔とも呼べるベンゲル氏を、強化責任者の「スポーツディレクター」の役割で招聘に動き出した。ベンゲル氏は昨季まで、実質アーセナルの“全権監督”として選手の補強も担当。若手発掘の実績も評価されてきた。現職のPSG強化責任者、アンテロ・エンリケ氏の代役として期待されている。
新監督の「お目付役」の役割も託されるかもしれないというベンゲル監督。今後は潤沢な資金力を誇る強豪の強化責任者として、辣腕を振るうことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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