ミラン本田、トリノ戦の前後半で2つの顔 「前半は双子の才能のない方」

「後半、彼の中のサムライが目覚めた」

 「トゥット・スポルト」紙も6点の評価。「ファウルしやすく、ナーバスで、ボールの足元での扱いが不正確。前半はサンシーロでのローマ戦で魅了した選手の双子の才能ない方の選手のようだった。後半、(相手の退場で )人数が少なくなって、彼の中のサムライが目覚めた。よくなった」と寸評では技術面の乏しさに加え、前半の苦闘ぶりを酷評している。ただし、相手も退場者を出した後半は見せ場をつくったと、評している。
 最高点はエルシャラウィの7.5点。最低点はザッカルド5.5点となっている。
 来季ミランに残留する希望を明らかにした本田は、豊富な運動量で守備面での約束事をこなす部分を「サムライの精神」として評価した。本田自身も試合後、「前線でミランというチームでは点を取らないと生き残れない」と語っているが、開幕7試合で6得点2アシストと爆発後、ゴールを奪うことができていない。背番号「10」の重みに懸けて、来季はコンスタントにゴールを重ねることが課題となっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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