神戸FWポドルスキ、ベンゲル退任の古巣に提言 「アーセナルにはドイツ人監督が合う」
「クラブはドイツのノウハウに、ここ数年頼ってきた」
「僕も彼とは完璧に上手くやってきた。クールで落ち着いた人間。声を荒げることもない。絶対的で、ジェントルマンなんだ。偉大な監督だ。最高に楽しかったよ。まるで、ヨアヒム・レーブか、ユップ・ハインケスといるような感覚だったんだ。彼からは多くを学んだ。フィジカル面や2タッチゲームなどをね。フィールドを離れても、彼の選手の操縦法には感銘を受けたよ」
ドイツ代表のレーブ監督やバイエルンのハインケス監督というドイツの名将のオーラと、ドイツ語が堪能なベンゲル氏を重ねていた。
そしてポドルスキは、後任監督についてもイメージを高めている。
「確かに批判を受けていた。だが、22年もクラブに在籍するなんて大きな功績だ。彼らが後任に誰を選ぶのか、興味深いよ。アーセン・ベンゲルのような経験を持った紳士であるカルロ・アンチェロッティのような監督を選ぶのか、もしくは若くて、ハングリーな監督かもしれない。アーセナルにはドイツ人監督が合っていると思う。個人的な印象だけれど、クラブはドイツのノウハウに、ここ数年頼ってきたじゃないか」