レアル、今季のホーム成績は「21世紀最悪」 守備の脆さ露呈し12チームに勝ち点献上
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ビルバオ戦に引き分け、ホーム公式戦14勝7分5敗と99-00シーズン以来のワースト記録
レアル・マドリードは現地時間18日にホームで行われたリーグ第33節アスレチック・ビルバオ戦で、1-1の引き分けに終わった。今季本拠地サンチャゴ・ベルナベウで勝ち点を逃す試合が増えている“白い巨人”だが、レアルの機関紙とも呼ばれるスペイン紙「マルカ」は、21世紀に入ってから最低の成績になったことを伝えている。
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レアルはここまで公式戦26試合のホームゲームを消化し、成績は14勝7分5敗。対戦相手のうち12チームが、引き分け以上の結果を収めて勝ち点を持ち帰る結果となった。これだけ多くの相手に勝ち点を献上したのは1999-2000シーズン以来で、21世紀に入ってからは最低の成績だという。
26試合で64得点と相変わらずの破壊力を示すが、その一方で32失点と守備面の脆さを露呈している。リーガ第17節には宿敵バルセロナに0-3で完敗。結果的には準決勝に駒を進めたものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦ではユベントスに1-3で敗れて肝を冷やした。スペイン国王杯では昇格2年目のレガネスに1-3で敗れて、準々決勝で敗退している。
前人未到のCL3連覇に近づくレアルだが、ホームでの戦いぶりには課題を残すシーズンとなっている。
レアルが今季ホームで勝ち点を落とした対戦相手は以下の通り。
バレンシア(リーガ第2節/2-2)
レバンテ(リーガ第3節/1-1)
ベティス(リーガ第5節/0-1)
トットナム(CLグループステージ第3節/1-1)
フエンダブラダ(国王杯4回戦第2戦/2-2)
バルセロナ(リーガ第17節/0-3)
ヌマンシア(国王杯16強第2戦/2-2)
ビジャレアル(リーガ第19節/0-1)
レガネス(国王杯準々決勝第2戦/1-2)
アトレチコ・マドリード(リーガ第31節/1-1)
ユベントス(CL準々決勝第2戦/1-3)
アスレチック・ビルバオ(リーガ第33節/1-1)
(FOOTBALL ZONE編集部)