なでしこFW菅澤、豪州DFと交錯しユニフォームが破れるハプニング 着替えてプレーを再開

オーストラリアDFアランナ・ケネディと激しく交錯する菅澤優衣香【写真:Getty Images】
オーストラリアDFアランナ・ケネディと激しく交錯する菅澤優衣香【写真:Getty Images】

豪州DFの足が腹部に入り、3月に新調された白のアウェー用ユニフォームが破れる

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間20日、女子アジアカップ決勝に臨みオーストラリア女子代表と対戦。激闘の末に、途中出場のFW横山久美の決勝ゴールで1-0と勝利した。

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 グループリーグ第3戦で1-1の引き分けに終わっていた両者の再戦は、序盤からオーストラリアペースで進んでいく。球際での激しい攻防が繰り広げられるなか、2大会連続の優勝を狙うなでしこジャパンは自陣に押し込まれる時間帯が長く、守備陣が集中を切らさずにはね返しながら、前線のFW岩渕真奈、FW菅澤優衣香にボールを預けていく展開となった。

 前半を0-0で終え、迎えた後半19分、日本にハプニングが起きる。自陣からのロングパスに反応した菅澤が、オーストラリアDFアランナ・ケネディと激しく交錯。相手の足が腹部に入って転倒し日本にFKが与えられるが、この時の衝撃によって菅澤のユニフォームが破れてしまった。

 この日、なでしこジャパンが着用していたのはアウェー用の白のユニフォームで、今年3月に発表されたばかりのもの。思わぬハプニングに見舞われた菅澤は一度ピッチの外に出て、同22分に新しいユニフォームに着替えてプレーを再開した。

 同27分に菅澤は途中交代でベンチに退き、代わりに入った横山が同39分に値千金の決勝ゴール。試合後、高倉麻子監督は「体を張って良く守ってワンチャンスをものにしてくれた」と、選手の球際での奮闘を称えたが、菅澤のユニフォームが破れたシーンは、この試合の激しさを物語るものだった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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