途中出場の横山が右足一閃、値千金の2戦連続ゴール

　後半も一進一退の展開のなか、先に日本は冷や汗をかいた。同8分、オーストラリアMFバン・エグモンドが距離のあるところから放ったシュートはクロスバーを直撃して事なきを得た。日本はゴール前で決定機こそ作られないものの、クリアボールを回収され続けて自陣に釘付けになっていった。

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　日本はペナルティーエリア内に最終ラインと中盤の8人が入って守るような場面が多発し、マイボールの時間もほとんど作れなかった。それでも同39分、途中出場の横山が左サイドからドリブルでカットインすると右足を一閃。2試合連続となる豪快な一撃がゴールに突き刺さり、日本は後半最初のシュートで先制。虎の子の1点を最後まで集中を切らさずに守り切り、1-0で勝利して2大会連続でアジア女王に輝いた。