名将クロップ、“普通の監督よりは…”発言の真意 「ベンチで死にたくはない」
リバプールとの契約が終わる2022年の後は…「1年の休みを取ることは間違いない」
リバプールのユルゲン・クロップ監督が衛星放送「スカイ・ドイツ」のインタビューに応じ、「普通の監督よりはずっと早くキャリアを終える可能性がある」「ベンチで死にたくはない」と今後のキャリアについて語った。
マインツ、ドルトムントと母国クラブを渡り歩いたクロップ監督は、2015年10月にリバプールの監督に就任。就任3季目の今季はリーグ3位、UEFAチャンピオンズリーグで4強にチームを導いている。
リバプールと2022年までの長期契約を結んでいるが、必ずしも監督キャリアを長く続けるつもりはないようだ。インタビューでは「普通の監督がするよりはずっと早く終える可能性がある」と語った。将来については、すでに家族とも話し合っているという。
「私はベンチで死にたくはない。リバプールでの仕事が終わったら1年の休みを取ることは間違いない。これは家族とも合意していることだ」
クロップ監督は、ユップ・ハインケス監督の退任が決まっていたバイエルンの新監督に就任するという噂も浮上していた(その後、フランクフルトのニコ・コバチ監督招聘が決定)。
これについては「契約のなかに『途中で出ていく』という条項を含めたことはない。バイエルンが興味を持っていたとしても起こりえなかった」と真っ向から否定。リバプールでの契約を全うすると誓った。
また、50歳の指揮官は「マインツとドルトムントで素晴らしい時間を過ごした」として古巣への愛情を語るが、「戻ることがあるとすればあの場所(マインツとドルトムント)だが、監督として戻る必要性はない」とブンデスリーガ復帰の噂にも否定的だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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