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長谷部の同僚FW、完璧な“カンフー風バックヒール弾”に海外驚愕 「夢のゴール」
20歳のセルビア人FWヨビッチが、DFBポカール準決勝で値千金の決勝ゴール
日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは現地時間18日、DFBポカール準決勝でシャルケと対戦。若手有望株のアクロバティックな一撃で1-0と勝利し、2年連続で決勝に駒を進めた。海外メディアは「夢のゴール」「皆の驚きを誘った」と大きく取り上げている。
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フランクフルトのニコ・コバチ監督は、チーム最多タイの得点を挙げているフランス人FWセバスティアン・アレをベンチスタートにし、20歳のU-21セルビア代表FWルカ・ヨビッチを最前線に起用。試合は0-0とスコアレスのまま進み、迎えた後半30分だった。
左コーナーキックを得たフランクフルトは、オランダ代表MFジョナサン・デ・グズマンがキッカーを担当。インスイングのボールをゴール前に放つと、ニアサイドに飛び込んだヨビッチがジャンプしながら右足を上げて、かかとでボールをミート。ゴールを見ずに狙う“バックヒール”は、鮮やかに右ポストをかすめてネットを揺らした。
まるで“カンフー”のような一撃に、衛星放送「ユーロスポーツ」は「ズラタンのようなバックヒール。ルカ・ヨビッチがドイツカップでフランクフルトを決勝に導く」と、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー)を引き合いに出してアクロバティック度を表現し、「皆の驚きを誘った」と報じた。また、ドイツラジオ局「Hessenschau」も「スーパージョーカーがカップ戦のヒーローになった。流星のようにのし上がった。夢のゴールだ」と称えている。
フランクフルトは公式ツイッターで「オッケー、オッケー。あと1試合」と投稿。1987-88シーズン以来、30年ぶり5度目の優勝を目指す。