フローニンゲン堂安、不発も30m弾丸ミドルで見せ場 現地紙称賛「GKの拳を襲った」
8試合フル出場で勝ち点1獲得に貢献し、今季の1部残留を勝ち獲る
オランダ1部のフローニンゲンは現地時間19日、敵地でのリーグ第32節でユトレヒトと対戦し、1点ビハインドの後半28分にPKを決めて1-1で引き分けた。勝ち点を34に伸ばして、残り2試合で降格圏の16位とポイント差を7としたため、1部残留が決定。8試合連続フル出場したMF堂安律は、強烈なミドルでゴールを脅かして「GKの拳を襲った」と報じられている。
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14試合連続スタメン出場の堂安は0-1で迎えた後半28分、スルーパスで味方のPK獲得を演出。PKをFWトム・ファン・ヴェールトがきっちり決めて同点とした。敵地で勝ち点1を獲得したフローニンゲンは勝ち点を34に伸ばし、1部残留を決めている。
ゴールのなかった堂安だが、見せ場は前半24分。敵陣ゴール中央でこぼれ球を拾い、迷わずに左足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に向かった。ユトレヒトのデンマーク代表GKダビド・イェンセンの好守に阻まれたとはいえ、高い個の能力をアピールした。
フローニンゲン公式ツイッターは、「オォ! ドウアンが30メートルの距離からシュート。イェンセンは困難を強いられたが、ボールを弾き出した」とテキスト速報で状況を描写。オランダ紙「Dagblad van het Noorden」は、「日本のタレント、リツ・ドウアンがダビド・イェンセンの拳を襲った」と強烈な一撃だったことを伝えている。
また、オランダ紙「AD」も「ドウアンからなんて強烈な一撃だ」と報じ、オランダメディア「voetbalzone」の選手採点では、MFイェスペル・ドロスト(6.6)、MFジュニーニョ・バクナ(6.2)に次いでチーム3位の6.1点が付けられている。
残り2試合で今季リーグ戦得点数(8)を二桁に乗せられるか、堂安の“ラストスパート”に期待が集まる。