本田の去就報道に現地メディアが反応 「パチューカを去ると日本では確信されている」
契約満了が近づき高まる関心「リーガMXでのサイクルが終わりに近づいているようだ」
リーガMX(メキシコリーグ)後期リーグは残り2試合となった。優勝決定プレーオフ「リギージャ」は上位8チームで争われるため、その出場権を巡る戦いが佳境を迎えている。現在8位のパチューカはボーダーラインにいるが、出場権争いと同様に現地メディアで注目を集めているのが本田の去就だ。日本での報道を受け、「リーガMXでのサイクルが終わりに近づいているようだ」と伝えている。
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本田は現地時間14日の後期第15節サントス・ラグーナ戦(3-1)に先発出場。前半24分にマーカー二人を翻弄して豪快なミドル弾を突き刺すと、その6分後には絶妙な40mスルーパスを通してゴールを演出するなど、1得点1アシストと強烈なインパクトを残した。
7位ティフアナから16位グアダラハラまで勝ち点6差に10チームがひしめく大混戦で、本田には残り2試合(ケレタロ戦、アトラス戦)でパチューカを勝利に導く活躍が求められるが、地元メディアは契約満了が近づく背番号02の去就にも関心を示している。
メキシコのスポーツメディア「MedioTiempo」は19日、「ホンダは2018クラウスラ(後期リーグ)終了後にパチューカを去ると日本では確信されている」と特集。同日に日本の一部報道で、欧州やJリーグクラブからオファーがあったと伝えられたことを受けて、「日本人MFはトゥソス(パチューカの愛称)との契約を更新しないだろうというのが彼の国の大半の論調だ」と記している。
「ケイスケ・ホンダはリーガMXでのサイクルが終わりに近づいているようだ。なぜなら、彼の国の媒体によれば、2018年シーズン終了後にパチューカとの契約を更新するつもりはないからだ」
加入1年目ながら、後期は7得点7アシストといずれもチームトップ(リーグでも9位タイと2位)を記録し、海外メディアから「パチューカのハート&ソウル」と称された本田。メキシコの地で輝きを放つ侍アタッカーの去就には、現地メディアの関心も高いようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)