本田が来季もミランでのプレーを希望 「必要とされるなら残りたい」
「 世界の最前線で活躍した選手もこの難しいミランを立て直すことは できなかった」
ワールドクラスのタレントが不在のミラン攻撃陣。だからこそ1シーズンを通じて出場機会を手にできたと本田は語る。背番号10だけでなく、この日2ゴールを決めたエルシャラウィ、16得点を決めたジェレミー・メネズですら放出の可能性を報じられる中、本田は来季こそが勝負と捉えているようだ。
かつて欧州チャンピオンズリーグやセリエAを制した名門の復活は困難を極めている。
「選手にしてもバロンドールを獲ったカカ、バロテッリ、ロビーニョ、本当に世界の最前線で活躍した選手もこの難しいミランを立て直すことはできなかった。個人の損得でこのチームを去っていく選手は多いですけれど、少なくとも自分はここで必要とされるなら来季も残りたいと思います」
そう語る本田。すでにピークを過ぎたカカ、ロビーニョ、リバプールで不振を極めたバロテッリらかつてはビッグネームの存在をもってしても、ミランは中位から抜け出せなかった。2年連続で欧州のカップ戦に出場できないミランは選手にとってもアピールの場が少ない状況だが、本田は来季もミランでのプレーを熱望していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2