英サッカー有名誌、日本代表に興味なし? W杯出場国紹介も…ハリル電撃解任知らず
「真のトップレベルで成功するには問題が山ほどある」
記事では、「バヒド・ハリルホジッチ監督は若いタレントの発掘を止めておらず、チームはまだ完成していない」と記し、西野朗新監督就任が“なかったこと”のように前任者体制下でプレビューが進められている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
選手に関する項目では、「スター」と小見出しを立てて、MF香川真司(ドルトムント)、FW本田圭佑(パチューカ)、FW岡崎慎司(レスター)、DF長友佑都(ガラタサライ)の名前を挙げ、「全員ロシアにいるべきだ。しかし、プレー時間は大幅に短縮される」と分析。「守備の要」と題した切り口では、「マヤ・ヨシダ(吉田麻也)はディフェンスの中心にある岩だ。ホタル・ヤマグチ(山口蛍)は今やミッドフィールドのキープレーヤー。GKはエイジ・カワシマ(川島永嗣)がファーストチョイスに戻っている」と守備的選手についても紹介している。
そのほか、「ストライカーは誰?:ハリルホジッチは3トップが好き。ユウヤ・オオサコ(大迫勇也)がセンターフォワードのファーストチョイスだが、いずれのポジションも変動の余地がある」「前線3人をお膳立てするのは誰?:ハセベ・マコト(長谷部誠)。ヨウスケ・イデグチ(井手口陽介)とシュウ・クラタ(倉田秋)は素晴らしい長距離ショットを持っている」など、Q&A方式を羅列し、最後に日本代表を総括している。
「組織はしっかりしているが、真のトップレベルで成功するには、カバーしなければならない問題が山ほどある」
本大会での苦戦を暗示するかのような締めくくりとなっているが、ハリルホジッチ監督解任前の情報がベースのため、展望の精度はやや落ちるといったところ。果たして、西野体制となった日本代表は、英サッカー専門誌を驚かせるようなセンセーショナルな結果を残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)