Jリーグ10年戦士ミキッチが認める“スピードスター” 対戦して「速い」と感じた3人は?

ミキッチが、対戦して「速い」と感じた3人は、(左から)藤春廣輝、宇賀神友弥、柏好文【写真:Getty Images】
ミキッチが、対戦して「速い」と感じた3人は、(左から)藤春廣輝、宇賀神友弥、柏好文【写真:Getty Images】

柏は「Jリーグでベストプレーヤーの一人」

 そして、「一番(対峙して)嫌だった」という観点から触れたのが、日本代表DF宇賀神友弥(浦和レッズ)だった。

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「ウガジンは守備も攻撃もすごくアグレッシブにやってくる。対戦していてやりづらかった。逆に言えば、自分が好きなタイプでもあるんだ。左利きではないけど左サイドでプレーしていて、左右どちらの足でも良いボールを蹴れる。スピードもあって良い選手だよ」

 スピードだけでなく、怯まない姿勢やキック精度など万能性を称えた。

 そして最後の3人目は、昨季まで広島でチームメイトだったMF柏好文だ。直接対決は柏がヴァンフォーレ甲府に所属していた際の2回(2勝)と湘南移籍後に対戦した1回(1敗)のみだが、広島でも紅白戦で数え切れないほど対峙。同じサイドアタッカーとして、お互いを認め合う関係にある。

「自分が攻め上がる時も、カウンターを食らって戻る時も、カシ(柏)には手を焼いた。スピードが速くて、ドリブルもすごく上手い。このポジションにおいては、Jリーグでベストプレーヤーの一人だと思う」

 今季はまだ3人との対戦を数多く残しており、藤春は第10節(4月25日)と第32節(11月10日)、宇賀神は第11節(4月28日)と第33節(11月24日)、柏は第20節(8月5日)にマッチアップする可能性がある。今季はどのような“スピードバトル”が繰り広げられるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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