Jリーグ10年戦士ミキッチが認める“スピードスター” 対戦して「速い」と感じた3人は?
歴戦のミキッチがJリーグで手を焼いた“スピード” 真っ先に挙がった藤春の名前
J1湘南ベルマーレのMFミキッチは今季、9年間を過ごしたサンフレッチェ広島を離れ、38歳にして新天地を求めた。J1通算225試合に出場し、リーグ優勝3回を経験。クロアチアの強豪ディナモ・ザグレブ時代にはUEFAチャンピオンズリーグにも出場した歴戦のサイドアタッカーに、「これまでJリーグで対戦したなかで“速い”と感じた選手」を訊いた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
「フジハルは一番速かった」
真っ先に名前が挙がったのは、左サイド職人のDF藤春廣輝(ガンバ大阪)だ。「彼とはこれまで何度も対戦している」と話すように、ミキッチが2009年にJリーグ入りして以降、公式戦で12回対戦(4勝3分5敗)。2015年のJリーグチャンピオンシップ決勝では、マッチアップを制してタイトル獲得に貢献している。
「スピードを生かしてボールを運ぶドリブラータイプではないけど、とにかくスペースに走り込むタイミングと2列目から飛び出していく時の加速力が半端じゃない」
50メートルを5秒8で駆け抜けるスピードと、アップダウンの活動量は日本サッカー界でもトップクラスで、バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表や、2016年のリオデジャネイロ五輪に挑んだ手倉森ジャパン(オーバーエイジ枠)にも選出された。
page1 page2