バイエルンMFロッベンの“空中美技”に海外騒然 「まさにアート」「ファンの御馳走」
DFBポカール準決勝のレバークーゼン戦で空中トラップ→リフティングの離れ業
前人未到のブンデスリーガ6連覇を果たしたバイエルンは、現地時間17日のDFBポカール準決勝でレバークーゼンに6-2で快勝。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーがハットトリック、エースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキも2得点とゴールラッシュを見せたが、海外メディアでは元オランダ代表MFアリエン・ロッベンの“空中トラップ”にスポットが当てられ、「実に荘厳だ」と称えている。
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試合開始わずか9分でレバンドフスキが2ゴールを奪い、敵地で主導権を握ったバイエルン。1点をリードして前半を折り返すと、ミュラーが後半だけでハットトリックを決めるなど4得点を挙げ、6-2で勝利した。
しかし、衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターが取り上げたのは、得点者だけでなくロッベンの足技だった。2-1で迎えた前半22分、ペナルティーエリア外右にいたロッベンに浮き球の横パスが飛ぶ。ややゴールライン側にズレたボールをしっかり視界に捉えながら、右足で踏み切ってジャンプ。空中で利き足の左足甲に当てて勢いを殺すと、そのまま地面に落とさずに1回、2回とリフティングして体勢を整え、クルっと反転してゴール方向に正対した。
「タッチの調子はどう、アリエン・ロッベン? オー…実に荘厳だ」というメッセージとともに動画が公開されると、コメントの返信欄には「まさにアートだ。ファンにとっては御馳走だ」「かつてのエリートは、今も常にエリート」「ファンは席を立って雷鳴のように声を上げていた」と称賛の言葉が続々到着。ベルギーテレビ局「Sport7」も、「ロッベンの美しいボール処理。空中でボールを止めて、ドリブルを始めた」と伝えた。
今季限りでバイエルンとの契約が切れ、去就が注目されるロッベンだが、いまだファンの心をつかんで離さないようだ。