天才メッシ、伝説の“5人抜き弾”に再脚光 英雄マラドーナ彷彿の一撃「歴史上で最高」
リーガ公式が11年前のヘタフェ戦で生まれた衝撃のゴール動画を公開
バルセロナは現地時間17日のリーガ・エスパニョーラ第33節でセルタと対戦し、2-2と引き分けて昨季から続くリーグ戦無敗記録を「40」に伸ばした。21日にセビージャとのスペイン国王杯決勝を控えているため、疲労を考慮して多くの主力を温存。苦戦を強いられたものの、通算25回目のリーガ制覇へ着実に前進している。
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そんなチームで今季も別格の輝きを放っているのは、もちろんアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。リーグ戦で29ゴールを積み重ね、ピチーチ賞(得点王)争いでもトップを快走。名門バルサのエースとして歴代最多の得点数を積み重ねてきたが、そのなかには今も語り継がれる多くの伝説的なゴールがある。
リーガ公式ツイッターは、18日に「メッシがヘタフェ戦で忘れられないゴールを決めてから11年が経った」とのコメントを添えて、1本の動画を公開した。それは2007年4月18日、本拠地カンプ・ノウで行われたスペイン国王杯準決勝のヘタフェ戦。19番を付けた当時19歳のメッシは、前半28分に驚愕のゴールを決める。
元スペイン代表MFシャビ(現アル・サッド)から自陣右サイドでパスを受けたメッシは、すぐに二人の相手選手からプレスをかけられる。だが、一人目を巧みなステップで、二人目を股抜きで抜き去ると猛然とドリブルを開始。トップスピードに乗ったメッシは、相手ペナルティーエリア手前で待ち構える相手DF二人の間を完璧なコース取りでぶち破ると、最後はヘタフェGKルイス・ガルシアもかわして、最後は右足でゴール内に流し込んだ。