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サッカー史に残る「W杯10大事件簿」 日韓W杯からも…韓国「爽快な思い出」
1930年から2014年大会までのなかで衝撃のW杯10試合を英メディアがセレクト
サッカー界は6月にロシア・ワールドカップ(W杯)を控える。英サッカー専門誌「ワールドサッカー」は1930年ウルグアイ大会から2014年ブラジル大会まで20回開催された歴代W杯のなかから、衝撃を与えた10試合を選出。「W杯10大事件簿」として特集し、2002年日韓大会から2試合が選ばれている。
直近の2014年ブラジルW杯からは2試合が選ばれた。その一つが準決勝で最終的に優勝を飾ったドイツが開催国ブラジルを7-1と撃破し、世界中に特大のインパクトを与えたのは記憶に新しい。またグループリーグでオランダがスペインに5-1と完勝した試合もピックアップされている。
そんななか、日本と韓国の共同開催となった2002年大会からも2試合が入った。一つ目は、グループリーグでセネガルが優勝候補のフランスに1-0と勝利した一戦だ。そして世界に衝撃をもたらしたのが韓国の快進撃だった。
開催国の韓国はグループリーグでポーランドに2-0、アメリカに1-1、ポルトガルに1-0の結果を残し、グループ首位で16強に進出。そして迎えた決勝トーナメント1回戦のイタリア戦が“10大事件簿”入りを果たした。
「韓国では、爽快な思い出である」と振り返ったのは、韓国紙「スポーツソウル」だ。開始早々の4分にFWアン・ジョンファンがPKを失敗。すると前半18分にイタリア代表FWクリスティアン・ビエリに先制点を奪われた。記事では「しかし、後半43分から奇跡が起こった」と回想する。FWソル・ギヒョンが後半43分に同点弾を決めて延長戦にもつれ込むと、PK失敗のアン・ジョンファンが延長後半12分に値千金の決勝弾。優勝候補のイタリアを2-1と撃破した。
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