「20歳の女優」はなぜボールを蹴るのか? 子役であり“サッカー少女”としても輝いた日々

実は、眞嶋さんが高校生の時、医学部か理系の大学を受験しようか迷っていたという【写真:荒川祐史】
実は、眞嶋さんが高校生の時、医学部か理系の大学を受験しようか迷っていたという【写真:荒川祐史】

実は存在していたもう一つの選択肢

――サッカーへの未練は残っていたんですね。

「でも、もっと激しく練習したら筋肉もついていっちゃうなという心配もしていました。そう考えた時にサッカーは趣味としてもできるから、職業にするなら女優と決めました。

 それから、実は高校生の時には医学部とか理系の大学を受験しようか迷っていました」

――サッカーか女優のどちらかではなく、3つ目の選択肢があったのですね。

「父が医師なので、その影響もありました。高校2年生の時に理系・文系と分かれるんですけど、その時は理系コースに進みました。勉強では中学、高校と成績で学年トップを取って、入学式の生徒代表の挨拶もやりました。

それで医学部も推薦で行けることになったんですけど、これでまたどうしようって悩みました。お母さんや当時のマネージャーさんには、医学系の大学に行きながらでも(女優業も)できると言われました」

――それでも実際に医学部に進まなかったのはなぜですか?

「仮にその道に進むと、それを保険として考えてどっちつかずになると思ったんです。だから、思い切ってその選択肢は捨てて女優の道を選びました。今にして思えば行けば良かったと思うこともありますけど、勉強も次第に大変になっただろうし、選ばなくて良かったなと思っています。サッカーと女優だけじゃなくて、もう一つの道がありました。ここでしか言ってないですけど(笑)」

(Part 2へ続く)
【Part 2】「20歳の女優」がリフティング動画に目覚めた理由 「やっぱり見ていると自分が…」

[PROFILE]
眞嶋優(ましま・ゆう)/1997年8月30日生まれ、群馬県出身。女優。一般社団法人日本フリースタイルフットボール協会公認「フリースタイルフットボール アンバサダー」。CM「TOYO TIRES」、Little Glee Monster「ギュッと」のMVなどに出演。

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