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独代表FWミュラー、26分間のハットトリックで“不敗神話”継続 DFB杯では歴代1位
DFB杯準決勝レバークーゼン戦で3ゴール 得点した公式戦の不敗記録を「65」に伸ばす
ドイツ1部ブンデスリーガの6連覇を決めたバイエルン・ミュンヘンは、現地時間17日にDFBポカール準決勝でレバークーゼンと対戦。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーのハットトリックなどで6-2と圧勝し、2季ぶりに決勝進出を果たした。“決めれば負けない男”、殊勲のミュラーは新たな不敗伝説を打ち立てた。
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ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの2得点で2-1とリードして迎えた後半はミュラーの独壇場となった。同7分にスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラのパスから右足のシュートで追加点をゲット。4-1となった後の後半19分には元オランダ代表MFアリエン・ロッベンのシュートをゴール目前で足に当てて2点目。同33分にはロングパスをペナルティーエリア内で上手くコントロールし、素早い反転から右足で蹴り込んでダメ押しした。
結果的に6-2でレバークーゼンを圧倒したバイエルンは、優勝した2015-16シーズン以来2季ぶりの決勝進出。最多優勝記録18回の更新を目指し、18日に試合を控えるシャルケとフランクフルトの勝者とタイトルを争う。
データ分析会社「オプタ」によれば、この試合でハットトリックを達成したミュラーはポカール通算25得点に到達。これはカール=ハインツ・ルンメニゲ氏(現バイエルン会長)に並ぶクラブ歴代2位の記録となり、上を行くのは同じ姓を持つ“爆撃機”ゲルト・ミュラー氏のみ(78得点)となった。
さらにミュラーの“得点すれば公式戦で負けない”という驚異的な記録も、この試合で65試合(62勝3分)に更新された。このDFBポカールに限って見れば、得点した18試合全勝となり大会記録を打ち立てたという。ちなみに今季は公式戦14得点を決めて10戦全勝となっている。
国内リーグ(優勝)、国内カップ(決勝進出)、チャンピオンズリーグ(ベスト4)という三冠達成の可能性を残すバイエルンのヒットマンは、今後の重要な一戦でゴールを奪えるだろうか。