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“韓国サッカーの女神”イ・ミナ、英雄級の一撃 「パク・チソン憑依ゴール」に称賛
アジア杯5位決定戦、INAC神戸所属の“女神”イ・ミナが胸トラップからゴール
韓国女子代表は17日、2019年女子ワールドカップ(W杯)残り一席を巡ってヨルダンで開催されているAFCアジアカップの5位決定戦に臨み、フィリピン戦で5-0と完勝し、2大会連続の出場を決めた。この試合で注目を浴びているのが、なでしこリーグ(日本女子サッカー)1部INAC神戸レオネッサに所属する韓国代表MFイ・ミナだ。韓国サッカー界のレジェンドを引き合いに「パク・チソン憑依ゴール」と称賛されている。
女子W杯の予選も兼ねていた今大会では、5位まで本大会進出のチケットが与えられるなか、韓国は大一番に勝利して初の2大会連続出場を勝ち取った。試合では序盤からハプニングに見舞われた。前半9分にFWジャング・ソル・ビンが負傷離脱したが、前半34分にDFチャン・スルギの一撃で韓国が先制。さらに前半アディショナルタイムにイ・ミナが輝く。
敵陣中央でこぼれ球を拾った韓国はペナルティーエリア右のイ・ミナへラストパスを供給。胸トラップで正確に落とすと、相手GKと1対1を迎えた場面で冷静に流し込んだ。韓国メディア「インサイト」は「韓国サッカーの女神イ・ミナが追加点を入れた」と記している。
記事では「彼女のゴールは、2011年4月、マンチェスター・ユナイテッドがUEFAチャンピオンズリーグ8強第2戦でチェルシーと対戦した際、パク・チソンが決めたゴールと類似していた」と記し、英雄パク・チソンのゴールを引き合いに「パク・チソン憑依ゴール」と称えている。
試合は後半に3ゴールを追加した韓国が5-0と快勝し、最終的にW杯の出場権を獲得。イ・ミナは今大会3ゴールをマークし、いずれも勝利に結びつけた。26歳のアタッカーは、“勝利の女神”として母国メディアから注目を浴びている。