スウェーデン代表監督、復帰の噂浮上のイブラに言及 「電話するのは向こうの役目」
意味深ツイートから一夜、アンデルソン監督は「私から電話をかけることはない」と発言
元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、自身の公式ツイッターで今年6月に開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)出場に対する意味深な言葉を残しているが、代表監督は「電話するのは向こうだ」と冷静な反応を見せている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などが報じている。
イブラヒモビッチは今年3月にマンチェスター・ユナイテッドとの契約を解除し、米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーに電撃移籍。加入後初スタメンとなった4月14日のシカゴ・ファイアー戦で決勝ゴールを決め、1-0の勝利に貢献した。元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーもフル出場した相手を打ち破ったカリスマストライカーは、ご機嫌な様子で自身のツイッターを更新している。
「俺にとってワールドカップでプレーするチャンスは急上昇している」
いかにもW杯に向けてスウェーデン代表に復帰する意向を示しているかのように見えるが、代表チームを指揮するヤン・アンデルソン監督は極めて冷静な言葉を残している。
「ズラタンは2016年に代表チームを去った。もし今、彼がそのことを考え直したのならば、私に対して電話をするのは向こうの役目だ。私から彼に電話をかけることはない」
イブラヒモビッチのプレーに関係なく、代表引退を撤回するのであれば、まずはそれについて正式にアプローチするのは“選手の仕事”であるとした。
プレーオフでイタリアを破って本大会に出場を決めたスウェーデンに、唯我独尊のストライカーは復帰するのか。最終メンバー発表までの期間で、世界中の注目が集まることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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