フローニンゲンで“堂安フィーバー” ロッベン級の日本人に熱狂「まさに掘り出し物」
クラブが今季8点目のゴールシーンを公開 「ナイスだ、ブラザー」と称賛の声続々
オランダ1部フローニンゲンの19歳MF堂安律は、現地時間15日のエールディビジ第31節のローダ戦で13試合連続スタメンを果たし、先制ゴールを決めて2-1の勝利に大きく貢献した。10代でのリーグ通算8得点は元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン)と並ぶクラブ史上3位の記録だが、フローニンゲン公式インスタグラムがゴールシーンの動画を公開すると、「彼を買え! 今すぐにでも」「ナイスだ、ブラザー」「君のゴールが恋しすぎる」と“堂安フィーバー”が巻き起こっている。
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前半15分、フローニンゲンは左サイドのオーストラリア代表MFアイディン・フルスティッチが見事なサイドチェンジで右SBのDFデヨファイシオ・ゼーファイクへ展開。20歳のオランダ人DFからペナルティーエリア右の堂安に横パスが渡る。
堂安はトラップから小刻みなボールタッチでカットインするとすかさず左足を一閃。ペナルティーアーク横から放った低弾道のシュートは、相手GKの前でワンバウンドして鮮やかにゴールネットを揺らし、チームに貴重な先制点をもたらした。後半4分にMFイェスベル・ドロストのゴールで追加点を奪ったフローニンゲンは2-1でローダを下し、勝ち点3を積み上げて13位に浮上した。
フローニンゲン公式インスタグラムは「リツ・ドウアンがオープニングゴール。なんて素晴らしいショットだ!」と速報し、「ナイスだ、ブラザー」「君のゴールが恋しすぎる」「レジェンド」と反響を呼んでいたが、一夜明けて新たな投稿が公開。「フルスティッチのパス、ゼーファイクのアシスト、ドウアンのフィニッシュ」と先制ゴールの動画が披露されると、「彼を買え! 今すぐにでも」「まさに掘り出しものだ」「200万ユーロ(約2億6000万円)なら安いくらいだ」と、J1ガンバ大阪から期限付き移籍中である日本人助っ人の完全移籍を望む声が過熱している。
今季リーグ戦得点数を8に伸ばし、フローニンゲンに所属した10代の選手としてロッベンと同じゴール数を積み重ねた堂安。クラブ史上2位となるFWリハイロ・ジブコヴィッチ(現オーステンデ)の10得点を目指して貪欲にゴールを狙う。