ユーベ守護神ブッフォンに元同僚テベスがラブコール ボカで半年間の現役続行を打診
ユベントスで絶たれた世界一への道をアルゼンチンの強豪ボカで追求か
ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、今季限りでの引退が極めて濃厚とされている。5月20日のリーグ最終節(ヴェローナ戦)が現役ラストゲームになる可能性が高まる一方で、アルゼンチンから元チームメイトが現役続行を誘っているという。
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アルゼンチンのラジオ局「ラジオ・コンチネンタル」は、かつてユベントスでプレーし、現在はボカ・ジュニアーズでプレーする元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、ブッフォンに誘いの手を伸ばしていると報道。キャリアの最終章としてボカで半年間プレーするという内容だという。
ブッフォンはユベントスがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝すれば、FIFAクラブワールドカップでプレーするために引退を半年間伸ばす可能性があった。結果的に、先のCL準々決勝で敗退したためにそのプランはなくなったと目されていたが、テベスの誘いは別ルートからのクラブ世界一への挑戦になる。
ボカが出場している南米最強のクラブを決める大会「コパ・リベルタドーレス」は現在グループステージの最中で、ワールドカップ前にその戦いを終え、その後に決勝トーナメントとなる。CLと同様に32チームが参加し、16チームで決勝トーナメント行われる形式だ。
仮にブッフォンがアルゼンチン行きを決断すれば、決勝トーナメントの戦いには間に合う。現在のボカはブラジルの強豪パルメイラスと同組で、3試合を終えて勝ち点5の暫定2位と、グループステージ突破の可能性は高まっている。そして、トーナメントを勝ち抜いて優勝すれば、世界一の座を懸けたクラブW杯に出場することができる。
イタリアが生んだ名守護神に、現役最後に世界一の称号を得るチャンスは訪れるのか。テベスによる誘いは、ブッフォンに最後の挑戦を決断させることになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)