4年ぶり優勝のマンC、“ペップ改革”に実り データが表す「ポジショナルプレー」の成果
パス数リーグトップ10に5人がランクイン 「1点にかけた平均パス数」も断トツ1位
マンチェスター・シティは現地時間15日、マンチェスター・ユナイテッドがリーグ第34節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦に0-1で敗戦し、2013-14シーズン以来のリーグ制覇を成し遂げた。ペップ・グアルディオラ監督にとって悲願のタイトル獲得となったが、その異質のチーム作りについて英公共放送「BBC」がデータを用いて紹介している。
グアルディオラ監督のスタイルと言えば圧倒的なポゼッション。個人とチームのデータを見ても、それは圧倒的だ。データ分析会社「オプタ」によると、今季プレミアリーグでのパス本数トップ10のうち、1位のアルゼンチン代表DFニコラ・オタメンディ(2902本/2665本成功)をはじめ、ブラジル代表MFフェルナンジーニョ(2601本/2344本成功)、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(2410本/2010本成功)、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(2225本/1954本成功)、スペイン代表MFダビド・シルバ(2207本/1961本成功)と5人がランクインしている。
また、「1ゴールあたりにかけた平均パス数」も異彩を放っている。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、リバプール、チェルシーといった強豪が軒並み3本台なのに対して、シティは平均5.2本をマーク。グアルディオラ監督の特長が表れていると言っていいだろう。
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