本田圭佑が2戦連続ゴール&芸術アシスト! パチューカ3-1勝利、PO出場圏内に浮上
右サイドから得意の形で切れ込み豪快に左足一閃、“40mスルーパス”で2点目演出
パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間14日に行われたリーガMX(メキシコリーグ)後期第15節サントス・ラグーナ戦に先発出場。前半24分に右サイド縦パスを受けると、得意の形から左足を振り抜き2試合連続ゴール、さらに同30分には40mスルーパスを通してチーム2点目をアシストした。試合はその後、1点を返されたもののパチューカが3-1で勝利し2連勝、暫定でプレーオフ出場圏内となる8位に浮上した。
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前節のプエブラ戦(6-2)で2ゴールの活躍を見せた本田は、この日も先発出場。後期リーグも残り3試合、8位以上に与えられるプレーオフ出場権を懸けて勝利が求められるなか、ここまで後期6得点6アシストの活躍を見せているレフティーが期待に応えた。
パチューカが序盤からリズム良く攻撃を仕掛けるなか、前半24分に本田が右サイドのペナルティーエリア手前でフリーとなり縦パスを受ける。中に切れ込む得意の形から左足を振り抜くと、豪快な一撃がゴール左隅に吸い込まれた。これで本田は2試合連続ゴールとなり、今季リーグ戦で通算10得点目。公式戦通算でも13ゴールとなり、自身が今季の目標とする「15」にまた一歩近づいた。
さらに本田は同30分、センターサークル内でボールを受けると、2タッチ目で相手最終ラインの間を通す圧巻の“40mスルーパス”。左サイドを駆け上がったDFエリック・アギーレが流し込み、2-0とした。
同38分にサントス・ラグーナに1点を返されて迎えた後半、パチューカの攻撃には前半ほどの鋭さはなくなったものの、本田がボールを受けてリズムを作ろうとする。だが前節終了時点で2位に位置する相手にボールを持たれる時間が増え、攻め込まれるシーンも増えたが、本田を含めたチーム全体が粘りの守備を見せると、後半40分にFWセバスティアン・パラシオスがゴール。3-1で勝利したパチューカはプレーオフ進出に向けて大きな勝ち点3をつかみ、2連勝で暫定8位に浮上した。
好調を維持し1得点1アシストをマークした本田は、これで今季リーグ戦通算10ゴール7アシスト。ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバー入りへ向けて、西野朗新監督に対して好アピールになったことは間違いない。