バルサ、リーガ無敗新記録! バレンシアに2-1勝利、39戦連続無敗達成で金字塔
リーガ32節バレンシア戦で2-1勝利、1979-80シーズンのソシエダの38戦無敗記録を更新
バルセロナは現地時間14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節バレンシア戦で2-1と勝利し、リーガ連続無敗記録を歴代最長となる39試合に更新した。
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ローマとの第2戦で衝撃的な逆転負けを喫したバルサ。この日も立ち上がりはバレンシアの果敢な攻めに後手を踏み、ミドルシュートをドイツ代表GKマルク=テア・シュテーゲンが間一髪弾き出すなど、ショックを感じさせる立ち上がりとなった。
しかし同15分、バルサが試合を動かす。右サイドの展開からDFセルジ・ロベルトのパスを受けたMFフィリペ・コウチーニョが最終ライン裏に柔らかなパス。これにオフサイドラインを抜け出したFWルイス・スアレスが冷静に仕留めて先制に成功した。
ただ同23分にはテア・シュテーゲンのビルドアップミスからフリーでロドリゴにシュートを放たれ、テア・シュテーゲンが手で弾いたボールがポストをかすめる。またFWリオネル・メッシも相手のマークに苦しみチャンスクリエイトできないなど、リズムは掌握しきれないまま前半を終えた。
後半に入っても5分、DFサムエル・ウムティティが足を滑らせ決定機を作られ、ロドリゴに決定的なシュートを浴びる。この大ピンチをDFジェラール・ピケがゴールライン上でブロックして事なきを得た。
するとその1分後、ミスをしたウムティティが名誉挽回する。コウチーニョがキッカーを務めた右CKにニアサイドへ飛び込み頭で合わせて追加点をゲット。2-0として以降はバルサらしい落ち着いたポゼッションを取り戻すと、メッシやMFアンドレス・イニエスタが鮮やかなボレーで相手ゴールを脅かし続ける。
同42分にはFWウスマン・デンベレがペナルティーエリアでファウルを犯し、バレホにPKで1点を返されたが、バルサはそのまま逃げ切った。この勝利でバルサは前節並んでいた、1979-80シーズンのレアル・ソシエダの38試合無敗記録を更新した。CLこそ8強で消える失態を犯したバルサだが、2シーズンぶりのリーガ覇権奪回、そして無敗優勝へ。曲者バレンシアに勝利し、一つの関門を乗り越えたと言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)