リバプールの名将クロップ、CLローマ戦へ油断の声一蹴 「楽なドローだと考えてるなら…」
レアル、バイエルンを避けられて幸運と見る向きに「やったぜなどとは思っていない」
リバプールは10季ぶりに辿り着いたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でセリエAのローマと対戦することが決まった。大会二連覇中のレアル・マドリード、ドイツ王者のバイエルンを避けられて幸運と見る向きもあるが、ユルゲン・クロップ監督はそういった考えを全く持っていないようだ。英公共放送「BBC」が組み合わせ抽選を受けてのコメントを報じている。
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2004-05シーズン以来のビッグイヤーを狙うリバプールは、CL初の4強進出を果たしたローマと激突する。準々決勝ではバルセロナ相手に3点差を逆転するミラクルを起こした相手とはいえ、レアルやバイエルンに比べれば恵まれた対戦相手だという声もある。
そうした意見を一蹴したのがリバプールのクロップ監督だ。「私は『バイエルンじゃなくてありがとう神様。レアル・マドリードじゃなくてありがとう神様。やったぜ、ローマだ』などとは思っていない」と語り、ローマ相手でも油断は禁物だと気を引き締めている。
「もしもこれが最も楽なドローだったと考えている人がいるなら、私には救いようがないよ。そういった人たちはバルセロナとの2試合を間違いなく見ていないだろうね」
クロップ監督はとりわけ、ローマがバルサを3-0で下した第2戦について「並外れていた」「4-0か5-0で勝つべきゲームだった。非常に感銘を受けた」とローマを称賛している。
リバプールのイングランド代表MFジェームズ・ミルナーもツイッターで「タフなドローだ…ローマはバルサ戦で彼らの実力を示した」と警戒を強めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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