レアル“疑惑の勝利”の波紋収まらず “ユーベ擁護派”の伊紙が糾弾 「なんて泥棒だ!」
CL準々決勝第2戦の後半アディショナルタイムに疑惑の残るPK判定で決着
レアル・マドリード対ユベントスのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦、試合終了間際に起きたPK判定が世界中で議論を呼んでいる。2戦合計スコア3-3で並ばれたレアルは、後半アディショナルタイムにPK判定で決勝点を手にして4強進出。イタリアメディアはマイケル・オリバー主審に対して、「なんて泥棒だ!」と非難を展開している。
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「怒りと誇り」と特集したのは、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」だ。
記事では、歴史的な大逆転劇まであと一歩だったユーベの悲劇に怒りを爆発。「ユーベは我慢ならない。レアル相手にベルナベウで、逆転勝ちという偉業を成し遂げようとしていた。だが、97分に疑惑の残るPKで敗退した」と言及した。
後半アディショナルタイム、レアルは右サイドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで折り返すと、ゴール前で待っていたスペイン代表MFルーカス・バスケスが背後から迫ったユベントスのモロッコ代表DFメディ・ベナティアに倒された。オリバー主審はこのプレーをファウルとし、ペナルティースポットを指差してPKの判定を下した。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督も「延長戦がふさわしい試合をした」と悔しさを爆発させる一方、ユベントスOBでレアルを指揮するジネディーヌ・ジダン監督は「誰もが明らかなPKだったと言っている」と語っていた。