長谷部誠の来季に影響? バイエルン新指揮官にフランクフルトのコバチ監督就任か
すでに退団を申し出と独誌報道 契約解除金は2億9000万円に設定か
ドイツ1部ブンデスリーガは、首位バイエルン・ミュンヘンが現地時間7日のリーグ第29節アウクスブルク戦に4-1で勝利し、5試合を残して優勝を決め6連覇を達成した。
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そんな絶対王者の現指揮官であるユップ・ハインケス監督は、今季で契約が切れることになっており、バイエルンは後任監督を模索していた。そうしたなかドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、バイエルンの来季監督に日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトを率いるニコ・コバチ監督が就任すると報じた。
2002年の日韓ワールドカップ(W杯)や06年ドイツW杯にクロアチア代表MFとして出場したコバチ氏は、09年に監督キャリアをスタート。クロアチア代表の指揮官として14年ブラジルW杯に出場し、その後16年からフランクフルトの指揮を執っていた。
コバチ監督は12日に、フランクフルトのスポーツディレクターを務めるフレディ・ボビッチ氏に対して退団を申し出た模様で、バイエルンとは2年契約を結ぶと伝えられている。
常にバイエルンの次期監督候補として名前が挙がっていたコバチ監督は、4月初旬に「来季、ここで監督を務めるだろうし、それを疑う理由がない」と残留を強調していたが、一方で「サッカーの世界ではどんなことも起こりうる。明日、何が起きているかは分からないからね」とも発言。来季の動向が大きな注目を集めていた。「キッカー」誌によれば、契約解除金は220万ユーロ(約2億9000万円)に設定されているという。
第29節終了時点で、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内である4位と勝ち点2差の5位につけているフランクフルト。果たしてコバチ監督は、来季のCL出場権を置き土産にバイエルンへ移籍することになるのか。リベロ起用されるなど、主力として信頼を受けていた長谷部の今後にも、影響を与えるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)