トルシエ元代表監督が語る“ハリル解任劇” 名伯楽が挙げた独自の“二大要因”は?
E-1選手権の日韓戦大会も大きな痛手に…
監督解任には日本サッカー協会と契約するスポンサーの働きかけがあった可能性を指摘。その上で、“因縁の対決”で大敗したことも災いしたと語っている。
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「親善試合を含む代表の最近の結果も、バヒドの役に立たなかった。W杯本大会出場にもかかわらずだ。昨年12月にホームの韓国戦に1-4で負けた。これが日本のシステムでは汚点となる。日本での友人から感じた内部事情だ」
国内組で臨んだE-1選手権で日韓戦に大敗したことは、ハリル政権に大ダメージを与えたという。
選手との関係悪化もトルシエ氏は感じていたようだ。
「バヒドの要求に対し、全ての選手に亀裂が存在していた。これはキープレーヤーをベンチに置き、チームに呼ばなかったことがその象徴だ。グループに疑念が産まれた。バヒドと選手、スタッフ関係にひずみが生まれたと私も自問自答してしまった」