トルシエ元代表監督が語る“ハリル解任劇” 名伯楽が挙げた独自の“二大要因”は?
2002年の日韓W杯を指揮したトルシエ氏がアルジェリアメディアで独自見解
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ前監督は、7日付で代表チーム指揮官を解任された。2002年の日韓ワールドカップ(W杯)を指揮したフィリップ・トルシエ氏は電撃的な監督交代について「サッカー協会のスポンサーの影響」と独自分析している。アルジェリアサッカー専門サイト「コンペティション」が報じている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
ハリルホジッチ監督と負けず劣らず、日本代表時代にエキセントリックな言動で話題を提供したトルシエ氏も、W杯を2カ月後に控えたなかでの解任劇に驚きを隠せなかった。
「驚いたかって? もちろん、ウィ(イエス)と言いたい。私は日本サッカー協会のバヒドをW杯数週間前に解任する決断に驚いている。それと同時に、私はクビにならなかったことも告白しなければいけないが…」
“トルシエ節”を炸裂させると、解任劇の背景について独自の考察を示している。
「私はメディアによって驚かされたことはない。日本代表監督の仲間はここ数カ月、プレッシャーに苛まれてきた。それはスポンサーも含むものだ。日本で協会に資金をもたらしているのはスポンサーだということを忘れてはいけない。国によるものではないんだ。彼らは大企業で、かなり重要な力を持っている。日本サッカー協会が決定する重要事項においてもだ」