マルセイユDF酒井、フランス初&バースデー弾でEL4強進出 「日本のヒーロー」
ELライプツィヒ戦で後半アディショナルタイムにがら空きのゴールを確実に陥れる
日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは、現地時間12日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦でRBライプツィヒに5-2で大勝。2戦合計スコア5-3と逆転で4強進出を果たした。先発出場した酒井は、28歳の誕生日にフランス移籍後初ゴールを決めて勝利に貢献した。
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敵地での第1戦を0-1で落としてマルセイユは、この日も開始2分でポルトガル代表FWブルマに先制ゴールを許す苦しい展開となった。
しかし、前半6分にセットプレーからオウンゴールで同点に追いつくと、同9分にはカウンターで一気に敵陣内に攻め込み、MFブナ・サールが決めて逆転した。
前半16分にフランス代表MFディミトリ・パイェが左足の強烈なミドルシュートでネットを揺らした場面は、直前にギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログルのファウルがあったとして認められなかったが、同38分にはパイェのFKからMFフロリアン・トヴァンがダイレクトで合わせて3点目を奪った。
激しい点の取り合いとなり、後半10分にはギニア代表MFナビ・ケイタの突破からFWジャン=ケビン・オーギュスタンにゴールを割られた。この時点でトータルスコアは3-3も、アウェーゴールの差でライプツィヒが優位な状況。意気消沈しかけたマルセイユだったが、同20分にはキャプテンのパイェがドリブル突破から右足アウトフロントのシュートをゴール左に突き刺して再びリードを奪った。