レアルvsユーベの“疑惑判定”、審判界でも波紋 「PKに値しない」「プッシュがあった」
「DFは飛び上がり、アタッカーを倒した」とファウル妥当の声も
ベナティアはバスケスに一歩遅れて対応する格好となり、背後から左足を伸ばしてボールに触った。そのままバスケスを倒したが、ここの見解は審判によって分かれるようだ。
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スペイン人の元レフェリー、イトゥラルデ・ゴンサレス氏もやはりPKに相当するプレーではなかったとの喧嘩を示す。その一方で、元レフェリーのフアン・アンステアギ・ロカ氏は「あれはPKだ。インジュリータイムのPKは結果を大きく左右し、常に議論を呼ぶ」と語り、オリバー主審の判定を支持している。
ロカ氏は「プッシュがあった。DFは飛び上がり、アタッカーを倒した」とベナティアのプレーはファウルに値すると説明した。
さらに、2004年の欧州選手権で主審を務めたラファ・ゲレーロ氏や、2002年日韓ワールドカップで笛を吹いたフェリペ・ラモス・リゾ氏などもPK判定を支持する意見を表明している。
オリバー氏の判定に関して、当然敗れたユベントス側から猛抗議が起きたが、その正当性について識者の意見は賛否両論分かれる結果となっている。