レアルvsユーベの“疑惑判定”、審判界でも波紋 「PKに値しない」「プッシュがあった」
元主審のオリバー氏は「ベナティアはボールに触っていた」とタックルの正統性を主張
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦、レアル・マドリード対ユベントスの試合終了間際に起きたPK判定が世界中で議論を呼んでいる。ユベントスの選手からはマイケル・オリバー主審への非難が噴出しているが、同業者の間では賛否両論となっている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
問題のプレーは合計スコア3-3で並んだ状況の後半アディショナルタイムに起きた。
右サイドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで折り返すと、ゴール前で待っていたスペイン代表MFルーカス・バスケスが背後から迫ったモロッコ代表DFメディ・ベナティアに倒された。オリバー主審はこのプレーをファウルとし、ペナルティースポットを指差してPKの判定を下した。
この決定機をロナウドが確実に成功させ、レアルが準決勝進出を決めた。
リーガ・エスパニョーラの元レフェリー、アンドゥハル・オリバー氏は「ラジオ・マルカ」に対し、「あのコンタクトはPKに値しない」と語り、逆に「ベナティアはボールに触っていた」とベナティアのタックルの正当性を主張している。