西野新監督が所信表明 ハリルスタイル&「日本人のDNA」の“化学反応”を追求
「日本人選手たちはまだまだ応えられる力はある」
西野監督は会見で何度も「選手たちがもっと自分のパフォーマンスを出せるようにしたい」という言葉を口にした。コミュニケーションの問題がハリルホジッチ監督の解任の理由の一つに挙げられたが、「よくあること」としつつも、「わずかな差はあった」と選手と監督の間でギャップが少なからずあったことを認めている。
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「監督が選手に強く要求するのは、指導者として当然のこと。監督の意図と選手たちのやりたいプレーとのギャップを合わせていかないといけない。そういうコミュニケーションの間には入っていたが、選手たちが応えようとしてもギャップがなかなか埋められない。成果として出なければそう言われてしまう。私は日本人選手たちのDNAの部分でまだまだ応えられる力はあると思う」
そうした背景を踏まえた上で、選手たちが自分の力を発揮できる環境を整えられれば、「間違いなく日本のチームは融合し、結束していける」とのビジョンを語った。
「ワールドカップですから、とにかく結果を求めたい。予選を通過した力を見せたい。まずは選手たちが持っているパフォーマンスを確実に表現させたいし、そういう選手たちを招集したい」
西野監督は手倉森誠コーチや、新たに加わった東京五輪世代を率いる森保一コーチとともに、2カ月という限られた時間のなかでどのような“化学反応”を起こすのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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