OBトンプソン氏は持論「彼はバルサに行くために去った」

　こうした状況について、「スカイ・スポーツ」で解説を務めるリバプールOBのフィル・トンプソン氏は、コウチーニョへのメダル贈呈に否定的な意見を出している。

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「彼はバルセロナに行くためにリバプールを去った。バルサでチャンピオンズリーグに出られないことは分かりきっていたことだ」

　トンプソン氏が現役時代の1977年に、リバプールはCLの前身であるチャンピオンズカップを制覇。同氏はこのシーズン、負傷で多くの試合を欠場し、決勝でもプレーできなかったが優勝メダルを獲得していた。

　当時と現在のコウチーニョの状況を比較されたが、トンプソン氏は「聞いてくれ。1977年、私は準決勝までプレーしたから優勝メダルを手にした。でも、私はそれを勝者のメダルとしてカウントしてないよ」と語った。

　クラブのレジェンドは、コウチーニョはメダルを受けるに相応しくないと主張していた。