日本代表の監督交代「世紀のギャンブル」 韓国紙「日本史に残るカオス事件となる」
「いつも慎重かつ周到な日本が、どうしてこの時期に解任?」と韓国紙も疑問視
日本サッカー協会(JFA)は9日、7日付でバヒド・ハリルホジッチ監督の解任を発表した一方、技術委員長を務めていた西野朗氏が後任の座に就くことが決まった。日本代表の監督交代劇を「世紀のギャンブル」と評したのは、韓国紙「スポーツソウル」。6月のロシア・ワールドカップ(W杯)で3戦全敗に終わった場合、「日本サッカー史に残るカオス事件となる」と杞憂している。
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「月曜日の朝、大谷翔平のメジャーリーグ中継をしていたNHKが、字幕速報にその事実を伝えたほど衝撃は計り知れない」
日本代表を率いてきたハリル監督の電撃解任報道のインパクトについて触れたのは、韓国紙「スポーツソウル」だ。6月のロシアW杯開幕が約2カ月後に迫るなか、8日深夜に解任の一方が国内外で伝えられ、9日にJFAが記者会見を実施。田嶋幸三会長がハリル監督の解任と西野新体制の誕生を発表した。
同記事では「いつも慎重かつ周到な日本サッカー協会が、どうしてこの時期に解任を強行したのかは疑問も多い」と時期的な問題に踏み込んでいる。さらに本番直前の騒動を受けて「W杯開幕2カ月前に監督交代というギャンブルに出た」と指摘した。
過去のW杯でも本番直前に監督を交代した事例はある。同紙記事でも「1998年のイラン、2002年のナイジェリア、2010年のコートジボワールなど数回あったが、全てグループリーグ敗退に終わった。果たして日本は前例を覆すことができるか?」と注目を寄せている。
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